池田潮(杉並区議会議員立候補)HP

杉並区議会議員選挙立候補者池田潮のページです

男たちは家庭に進出せよ

政策うんぬんの前に、これだけは書いておく。おれは政治が家庭に介入するのが野暮なことだというのは重々承知の上で書くが、結婚した日本の男たちは、効率の悪い長時間労働をいい訳に、家事・育児をしなさすぎる。おれの仲間には、あたりまえのように家事・育児を分担しているやつらもいるが、少数派だ。

 

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なぜ、かつておまえが愛を誓ったはずの相手に身の回りの細々とした雑事を押しつけて平気な顔でいるのだ。もちろん家庭を営むには雑事だけでなく、家計や長期計画も必要であり、才覚が問われる仕事だ。自治体や地域がもっと支援・分担すべきだと思っている。

 

そのなかに毎日しなければいけない細々とした家事がある。男たちに、それを手伝え、といいたいのではない。これは決して「手伝い」などではないからだ。ゾンビ後の世界になっても信頼し合えるような、敬意を持ち合った仲間同士でシェアハウスをするのと同じ感覚で、おまえの負担すべき分をあたりまえにやれ。そういうことだ。

 

どうして良いか分からないというやつはこうしろ。日本の経済がどう、国政がこう、区政がどうしたと大きなことをいうまえに、男どもはNetflixに加入してコンマリからSpark Joyを学べ。せっかくNetflixという人生の教科書に触れたのであれば、時間を作って「ブレイキング・バッド」を見ることも怠ってはいけない。家族の困難さを描いたドラマでもある。杉田水脈に憤っているヒマがあれば「クィア・アイ」を見てゲイの美意識に触れるのもいい。ちなみにおれは、Netflixで「ハウス・オブ・カード」というアメリカの政治に関する恐ろしいドラマを観て最終的に政治家になることを決めた。あのドラマはシーズンを重ねて現実に打ち負かされたが、フランク・アンダーウッドみたいなやつらに区政を任せておくわけにはいかないからだ。

 

話をコンマリに戻そう。コンマリは片付けのグルだ。そのパワーは恐ろしいほどだ。捨てられずにいたわだかまりをあっさりと裁ち切り、混沌に秩序を見いだす。おまえはあの小柄でニコニコした恐ろしいパワーを秘めたコンマリに帰依することで、この先の人生、Spark Joyを感じるものだけに囲まれて生きることになる。その時にはお前の横でパートナーが穏やかな顔でいることも増えるだろう。そして、何かの拍子に指先が触れあえば、互いに身を焦がしたSpark Joyの熾火がまだ絶えていないことを確認する。区政はその手助けをするまでだ。

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